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石垣島の陸自駐屯地「工事着手」 来週にも造成本格化 防衛局が通知

2019年3月2日 08:55

 沖縄県石垣市平得大俣への陸上自衛隊配備計画を巡り、沖縄防衛局は1日、配備予定地の造成工事に向けた県赤土等流出防止条例に基づく事業開始を県に通知した。造成工事の本格着手は来週以降になるとみられる。地元住民が話し合いの継続を求めている中での強行に、配備に反対する市民らは反発を強めている。

旧ジュマールゴルフガーデン内に土のうを設置する作業員=1日午後4時40分、石垣市平得大俣(小型無人機で撮影)

石垣島の陸自部隊配備予定地

旧ジュマールゴルフガーデン内に土のうを設置する作業員=1日午後4時40分、石垣市平得大俣(小型無人機で撮影) 石垣島の陸自部隊配備予定地

 防衛省の青柳肇報道官は同日の会見で「防衛省としてはすでに工事には着手したものと考えている」と述べ、県環境影響評価(アセスメント)条例は適用されないとの認識を示した。一方、県環境政策課は現時点で「着工と判断できない」とし、週明けにも現場の状況を確認する方針。

 造成工事に入るのは配備予定地約46ヘクタールのうち、すでに取得している旧ゴルフ場(約13ヘクタール)の一部約0・5ヘクタール。予定地の約半分を占める市有地の取得については市と交渉中で、防衛省は部隊の配備時期について明確な時期を示していない。

 中山義隆市長は同日報道陣の取材に「周辺住民、反対する市民もいるので意見も聞きながらやってほしい」と要望。カンムリワシなど希少種や自然環境への影響など懸念事項は防衛省に伝えたとし、「工事が進む中で、折々に調査しながらしっかり対応できているかチェックしたい」と述べた。

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