沖縄気象台は1日、今冬(昨年12~2月)の沖縄地方の平均気温が平年を1・9度上回り、1947年の統計開始以来、最も高かったと発表した。那覇、久米島、宮古島、石垣島、与那国島の平年差を平均し算出。5地点全てで平均気温が過去最高となった。

2月22日の那覇市内

 那覇の平均気温は19・5度、石垣島は21・3度だった。2月単月の平均気温も平年より2・8度高く、過去最高を更新した。沖縄周辺海域の海面水温平年差も、解析値が存在する83年以降で最も高かった。東シナ海南部海域で平年より1・3度、沖縄の南の海域では1・4度平年を上回った。

 高温となった要因について、沖縄の南で大気の下層の高気圧が強まり、沖縄付近へ南からの暖かい空気が流れ込みやすくなったためと説明。北からの寒気の流れ込みも弱かったため、海水温の低下が抑えられたと分析している。下層高気圧の強まりは、ペルー沖のエルニーニョ現象が関連しているとみられる。沖縄地方は向こう1カ月も気温が高くなる見込み。