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衆院沖縄3区補選 島尻安伊子氏が出馬表明 「沖縄全体、3区のために全力」

2019年3月2日 17:33

 元沖縄北方担当相の島尻安伊子氏(53)は2日、沖縄市内で会見し、4月21日投開票の衆院沖縄3区補欠選挙に立候補すると正式に表明した。沖縄担当相や大臣政務官として培った経験を生かし「沖縄全体、3区のために国会議員として全力で取り組みたい」と抱負を述べた。

出馬表明する島尻安伊子氏=2日、沖縄市民会館

 島尻氏は基地問題について「争点の一つになる」としたが、3区が抱える名護市辺野古の新基地建設の賛否に関しては後日の政策発表時に明らかにすると述べるにとどめた。最大の争点に沖縄振興を挙げ「3区のポテンシャルを沖縄振興に生かし、3区の発展が沖縄全体の発展につながるものを目指したい」と意欲を示した。

 沖縄担当相のほか、自民党沖縄振興調査会で現行の沖縄振興特別措置法作成に関わったことなどの実績を強調。本島内の南北格差の解消や地元負担なしの北部基幹病院の設立、本部町、中城港湾へのクルーズ船誘致などの観光振興に取り組む姿勢を示した。

 また、沖縄市で現在建設中の1万人規模のアリーナは周辺の再活性化につながると説明。「3区が抱える課題を解決し地域の潜在力、可能性を解き放つためこれまでの経験を十分注ぎたい」と述べた。次期沖縄振興計画の策定にも意欲を示し「強く自立した沖縄を実現するにはこの数年の取り組みが重要だ」と述べた。

 一方、玉城県政に関しては「国との溝がある。溝を埋める努力をしないと今後の沖縄の発展は思うように進まないのではないか」との考えを表明。政府とのパイプを生かし沖縄振興を進めていく考えを示した。

 島尻 安伊子氏(しまじり・あいこ)1965年3月4日生まれ、仙台市出身。上智大文学部卒。2007年4月の参院補選で初当選。15年10月、沖縄担当相に就任し、落選後の16年8月から今年1月25日までの2年5カ月、4人の沖縄担当相の補佐官を務めた。

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