ITベンチャーのデジリード(那覇市、大坪敏雄社長)が、台風など災害時に必要な情報について、利用者の問い合わせに自動で答える自動会話プログラム・チャットボットを開発する。サービスは「オキマル」と名付け、無料通信アプリ「LINE(ライン)」を通して、台風の進路や公共交通機関の運行状況など最新情報を届ける。利用者ニーズを確認するため、クラウドファンディングで7日まで開発資金を募っている。

災害情報が手軽に得られるサービス「オキマル」をPRするデジリードの大坪代表(右)と具志堅好一取締役=沖縄タイムス社

「オキマル」で受け取れる情報

災害情報が手軽に得られるサービス「オキマル」をPRするデジリードの大坪代表(右)と具志堅好一取締役=沖縄タイムス社
「オキマル」で受け取れる情報

 台風情報の関心は高いが、進路や各種警報・注意報、避難所情報、公共交通機関の運行情報などを得るために、各発信元へアクセスしなければならない。全ての情報を集約できれば、24時間知りたい情報をいつでも、幅広く得ることができると考えた。

 オキマルでは位置情報から現在地の情報を提供できるほか、災害常備品などをラインアプリ内の電子商取引(EC)サイトで購入できるようにする。また、県内企業からの台風関連情報の配信や、関連商品のPRにも活用できるという。

 利用者は、ラインでオキマルのアカウントをフォローすれば、無料でサービスを受けられる。沖縄への台風接近が多くなる10月上旬をめどにサービスの一般公開を目指す。

 開発に向け、クラウドファンディング専用サイト「キャンプファイヤー」で500万円を募っている。大坪社長は「500円から募っており、多くの県民に参加してもらい、一緒に便利でいいものをつくり上げたい」と話した。