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韓国に帰らないU2偵察機 地元・嘉手納から不安の声 滞在40日に

2019年3月3日 08:48

 米太平洋空軍の在韓米軍烏山(オサン)基地に配備されているU2偵察機計4機が嘉手納基地に飛来して3日で40日が経過し、前回の暫定配備期間を上回る滞在となった。U2は連日、嘉手納を拠点に離着陸を繰り返している。沖縄防衛局は「一時的な滞在」と説明するが、地元では不安の声が高まっている。

飛来から1カ月以上が経過したU2偵察機。嘉手納基地を拠点に離着陸する様子が確認された=2日午後3時31分、嘉手納基地(読者提供)

 情報収集・監視を主な任務とするU2は2017年、鳥山基地の滑走路改修工事を理由に計4機が飛来。米太平洋空軍は飛来当日に「暫定配備」と発表していたが、滞在期間は38日に及んだ。

 今回の飛来について防衛局は1月23日、周辺自治体に「一時的な滞在」と通知。飛来目的は「(グアム島での)コープ・ノース演習やエアショーのためインド太平洋軍の支援」と説明した。米空軍の発表によると、同演習は3月8日に終わる。インドで開催されたエアショー「アエロ・インディア」も2月24日までに終了した。

 本紙は3月1日、防衛局にU2の滞在期間について質問したが回答は「一時的な滞在」とするのみ。1カ月を超える滞在が一時滞在に当たるのかどうかについても答えはなかった。

 U2は2月5日、離陸直後に滑走路上で切り離す地上走行用補助輪の左車輪を付けたまま、市街地上空を飛行するトラブルも起こしている。嘉手納町基地渉外課の我謝治彦課長は「長期間の滞在となることで住民生活に影響が及ばないか懸念している」と述べた。

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