経済的に困っていたり、家族の支援が受けられない高齢者を、市町村が老人福祉法に基づき入所させる「養護老人ホーム」の定員割れが著しい。県内の2013年度の入所者は過去最少の212人で定員に対する割合は7割。自治体は「対象者がいない」ことを要因とするが、生活保護を受給する高齢者は年々増えている。