5月に元号が変わるのを前に「キャッシュカードを変更する必要がある」とうその封書を送り、カードの暗証番号などを聞き出す手口の詐欺が県外で確認され、県警が注意を呼び掛けている。県内での被害報告はないものの、今後同様な手口が増える可能性もあり、県警は「封書が届いたらすぐに通報して」と促す。

県外で実際に郵送された書類(県警提供)

 県警によると、実在する一般社団法人全国銀行協会(全銀協)の名前が悪用され、郵送で届く。

 封書には「改元による銀行法改正について」と題した書類のほか、カードの口座番号や暗証番号、住所などを書かせる申込書、切手が添付された返信用の封書まで入っているという。

 書類には「ATM不正操作防止のため、カードの変更が必要」などと記載され、2日以内の投函(とうかん)を促している。

 これを受け、金融庁も公式ホームページで「全銀協や銀行員が暗証番号を尋ねることは一切ない」と注意喚起している。