学童疎開船・対馬丸の慰霊碑「小桜の塔」が建立されて60年目を迎えた5日、対馬丸記念館(宮城清志館長)の役員らは掲揚したこいのぼりとともに、慰霊碑に線香をたむけ祈りをささげた。60年前の除幕式でも犠牲者のみ霊を慰めようと、掲げられた。原点に立ち返り継承しようと、空に舞うこいのぼりに思いを託した。

60年前の建立時と同じように小桜の塔にこいのぼりを掲げ、笑顔を見せる(左から)対馬丸記念館の渡口眞常副理事長、外間邦子常務理事、高良政勝理事長、宮城清志館長、慶田盛さつき学芸員=3日、那覇市若狭(対馬丸記念館提供)
対馬丸児童へ思い込め 小桜の塔でこいのぼり
2014年5月6日 7:06有料
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