色彩心理評論家の飯田暢子さんを招いたタイムス女性倶楽部の講演会が9日、那覇市のパシフィックホテル沖縄であった。1万人以上の臨床的実証データを基に、色彩と心理学を掛け合わせた「女性を幸せに」する色の効果と活用術を紹介した。

色が人に与える影響を語る飯田暢子さん=9日、那覇市・パシフィックホテル沖縄

 体のエネルギーの発生には視覚の作用が80%以上占めるとし「色彩の刺激が内分泌系や免疫系など体に影響を与えている」と説明。色の中でも自ら2年間実証した経験として、ピンクは筋肉の緊張を和らげるなど老化防止や若返り効果がある「史上最強の色」と強調した。幸せホルモンも出すため、男女を問わず好きになってほしいと呼び掛けた。

 黄色は脳を活性化し、赤は血圧や体温が上がる作用があるという。元気が出ないときには赤やオレンジ、黄色といった暖色系の色を取り入れるようアドバイス。一方、黒は太陽の光を多く吸収し、老化を促進する恐れがあると忠告した。

 色を意識することで「心も体も変わっていく」と話し、生活の中に色彩を少し多めに取り入れ、幸せをサポートできればと締めくくった。糸満市の島袋彰子さん(45)は「色への知識が増えた。これから生活に生かしたい」と笑顔で話した。

色が人に与える影響を語る飯田暢子さん=9日、那覇市・パシフィックホテル沖縄