大弦小弦

[大弦小弦]女子ゴルフ開幕戦のダイキンオーキッドで、本部町出身の比嘉真美子選手が…

2019年3月12日 08:03

 女子ゴルフ開幕戦のダイキンオーキッドで、本部町出身の比嘉真美子選手(25)が県勢15年ぶりの地元優勝を果たした。彼女の歩みを凝縮したような4日間だった

▼初日2位から翌日には首位、3日目で7打差の独走態勢を築いた。そのままぶっちぎるかと思えた最終日、幼い頃から夢見た地元優勝のプレッシャーに襲われ、崩れに崩れた

▼15、16番の連続ボギーで新垣比菜選手ら2位とは2打差まで縮まる。並の選手なら自滅したかもしれないが、17番で起死回生のバーディー。勝利のパットを沈めると気丈な目が潤んだ

▼小学生の時に兄を、高校時代に父を亡くした。「家は私が背負う」とばかりにプロ2季目の2013年に2勝し、前途洋々に見えた。だが翌年にはスランプに陥り、3年間も低迷。17戦連続予選落ちするなど、どん底を味わった

▼復活のきっかけはプロ野球元広島・前田智徳さんの言葉だ。「良くても悪くても真美ちゃんの人生だから、なるようにしかならない」。度重なるけがの不運も受け入れ、42歳まで戦い続けたプロの姿勢。一喜一憂しなくなり、一打集中を心掛けてトップ争いに戻ってきた

▼そして今回つかんだ開幕女王の座。優勝の場面を振り返り、「苦しい一日だった。頑張り続けたらいいことがあるんだ、と改めて感じる瞬間だった」との言葉が胸に響いた。(磯野直)

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