沖縄県名護市辺野古の新基地建設を中止するよう署名活動をしているハワイ在住県系4世ロブ・カジワラさん(32)が自身のツイッターで、警察が中城村役場や親戚宅を訪ね調査されたと批判している件で、県警警備1課は12日、個人に対する警察活動については答えを差し控えると回答した。その上で「安全確保の観点から注意喚起や指導を行うことはある」とし、個人の情報収集や監視には当たらないとの考えを示した。本紙の取材に答えた。

ロブ・カジワラさん

 同課は特定の個人に対する加害行為や嫌がらせなど、トラブルが起きる可能性があれば安全確保のために注意喚起し、不測の事態への対応について指導するケースがあると説明した。

 県警の対応について三宅俊司弁護士は「権限の乱用だ」と批判。「秘密裏な警察活動が安全確保につながるのか疑問。対策が必要であれば本人にも伝えるべきだ」と話した。

 同課は2月24日の県民投票を巡り、県内で投票実施推進派への妨害行為や、投票実施に反対する市議宅での器物損壊事案が発生したとしている。