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【保存版まとめ】沖縄の主な米軍基地

2019年3月28日 17:00

 日本の国土全体の0.6%にすぎない沖縄県に、在日米軍専用施設の約70%が集中している。33の米軍施設の中には、市街地の中心に位置する基地もある。沖縄本島の18.2%を米軍基地が占めている。

 沖縄にある米軍施設から、ニュースなどでよく取り上げられる代表的な施設を紹介する。(参考資料:沖縄県知事公室基地対策課「沖縄の米軍基地(平成30年12月)」、沖縄タイムス紙面記事)

嘉手納基地

写真を拡大 嘉手納基地=2017年
所在地 嘉手納町、沖縄市、北谷町
面積 19855千㎡
使用開始 1945年(昭和20年)
管理 空軍第18航空団
滑走路 2本(全長3689m×幅91m、全長3689m×幅61m)
使用部隊 空軍第18航空団配下の各部隊、在沖米海軍艦隊活動司令部、陸軍第1防空砲兵大隊第1大隊など
おもな常駐機 F15戦闘機、KC135空中給油機、E3早期警戒管制機、MC130特殊作戦機、HH60救難ヘリ、P8哨戒機

 極東最大の米空軍基地。1944年に旧日本軍が建設した中飛行場を拡張、嘉手納町、北谷町、沖縄市にまたがる。敷地の南東側は居住地区となっている。

 常駐機のほか飛来機の飛行訓練、住宅地に近い駐機場でのエンジン調整により、周辺住民は深刻な騒音にさらされている。沖縄県などが周辺で1995年度から継続している4測定局での騒音測定では、全測定局で2017年度まで23年連続で「うるささ指数(W値)」の環境基準値を超過している。遮音壁の設置や、住宅地に近かった海軍機の運用・支援施設を移転するなどの騒音対策がなされているが、夜間・早朝の離着陸など今も影響を受けている。

 空軍、海軍の約100機が常駐するほか、空母艦載機や他基地の所属機も飛来する。防空、反撃、偵察、機体整備などの役割を担う。パトリオット(ペトリオット)ミサイルを擁する、弾道ミサイル防衛を担う陸軍の防空部隊も駐屯する。

関連まとめ:嘉手納基地で見られる米軍機

普天間飛行場

写真を拡大 普天間飛行場=2016年
所在地 宜野湾市
宜野湾市 4806千㎡
使用開始  1945年(昭和20年)
管理 海兵隊
滑走路 全長2730m×幅46m
使用部隊 海兵隊第36海兵航空群(第1海兵航空団配下)
おもな常駐機 MV22輸送機、CH53E輸送ヘリ、UH1Y汎用ヘリ、AH1Z攻撃ヘリなど

 宜野湾市の中心にあるアメリカ海兵隊の航空基地。市域の約25%を占めており、基地を取り囲むように住宅や学校、公共施設が立ち並ぶ。2004年8月、同基地に隣接する沖縄国際大学構内にCH53D大型輸送ヘリが墜落したほか、2017年12月には同基地に隣接する普天間第二小学校にCH53E大型輸送ヘリの窓が落下した。

 日米両政府は1996年に普天間飛行場の返還に合意したが、移設を条件としており、実現していない。

 MV22オスプレイ輸送機やCH53E大型輸送ヘリなどが駐留しており、県内外での訓練のほか、強襲揚陸艦とともに行動している。

関連まとめ:普天間飛行場で見られる米軍機

嘉手納弾薬庫地区

写真を拡大 嘉手納弾薬庫地区=2011年
所在地 嘉手納町、沖縄市、読谷村、うるま市、恩納村
面積 26585千㎡
使用開始 1945年(昭和20年)
管理 空軍第18航空団第18任務支援群司令部、海兵隊キャンプ・バトラー基地司令部
使用部隊 空軍第18航空団第18整備群、米軍運輸管理部隊など

 嘉手納基地に隣接する森林地帯に広がる、米4軍の弾薬の貯蔵・整備をする施設。空軍と海兵隊が管理。弾薬庫と支援施設がある。

 発煙装置やGBS(爆発模擬装置)を使った基地修復訓練が施設内で実施され、煙が民間地域に流れ込んだことがある。

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