琉球王国時代、勝連半島を治めていた有力按司で、勝連城最後の城主・阿麻和利を題材としたNHK大河ドラマ制作の実現に向け、沖縄県うるま市内の団体が招致実行委員会を立ち上げる。早ければ4月にも発足し、本土復帰50周年の節目となる2022年の実現を目指す。

世界遺産の勝連城跡

祝賀会で大河ドラマの招致委員会発足を報告した関係者ら=8日、うるま市勝連平安名のシビックセンター

世界遺産の勝連城跡 祝賀会で大河ドラマの招致委員会発足を報告した関係者ら=8日、うるま市勝連平安名のシビックセンター

 8日にシビックセンターで開かれた「勝連城復活プロジェクト実行委員会」(委員長・牧門司南風原区長)の地域イベントアワード最優秀賞受賞祝賀会で報告があった。

 招致委は同団体と市、市商工会、市観光物産協会で構成する予定。阿麻和利の歴史調査や広報活動などに取り組む。

 牧門さんは「招致は3年前から構想していた。活動を通して勝連城跡のPRや地域・市全体の活性化、そして地元を愛する子どもを育てることにつなげたい」と話した。

 島袋俊夫市長は阿麻和利について「庶民の生活を改善し、豊かにしようという思いを持った人物。これだけ庶民に支えられた按司はいない」と強調。その上で「地域から招致の動きが出たことは心強い。一緒になって頑張りたい」と意欲を語った。