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砂上の熱戦に夢中 沖縄唯一の女子ビーチサッカーチーム「カレッタ」 全国8強、競技普及にも意欲

2019年3月24日 07:00

 沖縄県内で活動する唯一の女子ビーチサッカーチーム「カレッタ」が2、3の両日に西原町であった地元開催の初の全国大会で8強入りした。大会数が少なく、住む場所もばらばらなため練習もままならない中での健闘だ。メンバーは「沖縄にはきれいな海もある。若い選手にも入ってもらい競技を普及できたら」と意欲を燃やす。(又吉健次)

第1回地域女子チャンピオンズカップでプレーするカレッタの選手=西原町・西原きらきらビーチ

全国8強のカレッタ

第1回地域女子チャンピオンズカップでプレーするカレッタの選手=西原町・西原きらきらビーチ 全国8強のカレッタ

積極的なプレー「転んでも痛くない」

 2011年、サッカー経験者の眞鶴春香ら8人で結成した。チーム名はギリシャ語でアカウミガメを意味し「海では動きが速くなることにあやかった」と語る。名護市から糸満市に住む31〜39歳の会社員や介護士ら10人が在籍する。

 サッカーと似ているが、やはり違う。砂場の凸凹でボールは不規則に動き、足も取られやすい。攻守の切り替えも速く、ピッチの広さに対してゴールが大きく感じる。田中彩子は「転んでも痛くないので、サッカー以上に積極的なプレーができる」と魅力を語る。

 女子の県内大会は一つしかないため、普段は男子の大会に出場している。「体格やスピードではどうしても勝てない。同じ女性と戦いたい」(田中)。日本初の女子の全国大会が沖縄で開かれると知り「チームの力を確認できる」と出場を決めた。

 関東や北信越以西の12チームが出場。カレッタは予選リーグ1勝2敗の得失点差マイナス2で、全体の7位で決勝トーナメントに進出した。1回戦で、優勝したドルソーレ北九州レディースを相手に先制し、最終第3ピリオドまで苦しめたものの1−2で敗れた。

 眞鶴は「優勝チームとの接戦で満足した部分もある。あと10年早く大会があったら、もっとプレーできた」と笑う。主将の安谷屋さやかは「悔しさもあるけど、これが今の実力。精いっぱい戦った」と潔い。

 沖縄の女性は日焼けを嫌がる人も多いといい、競技人口はなかなか伸びない。サッカーやフットサルとの二足のわらじを履く選手がほとんどで、普段は別チームでプレーし大会直前に集まって砂浜で練習する。

 全国大会を終えて「来年も出場したい」と確認し合ったメンバーたち。眞鶴は「今後も活動を続けていくためにも若い世代を入れたい」と夢を膨らませる。

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