津軽の過酷な冬。雪に覆われた真っ白な大地。命の危機を思わす寒さを耐え忍び、つつましやかに生きる人々の、真っ赤に燃える心の炎を、津軽三味線の音色が代弁する。 主人公は津軽三味線の第一人者、初代高橋竹山。夢の職業に就いたわけじゃない。盲目の彼には、三味線しかなかった。