沖縄県浦添市が掲げる深夜の子連れ飲食を制限する施策について、市はこのほど市内在住の保護者を対象に意識調査を実施した。深夜帯に子どもと居酒屋などの飲食店に立ち入ることを問題視する割合が95・3%に上った。一方で「ひとり親や親族がいない人は子どもを預けることができないので制限はやりすぎ」など、行政が制限することに疑問の声もあった。

深夜に子連れ飲食したことがあるか

深夜に子連れ飲食したことがあるか

深夜の子連れ「問題」95%

 調査では、夜10時~翌午前4時までの間を「深夜」と定義。市は昨年5月中旬~9月上旬に市内の保育所に通う未就学児や小学校(2、4、6年)、中学生の子を持つ市内在住の保護者を対象にアンケートを実施した。5971人に配布し、2840人が回答した。回答率は47・5%。

 深夜の子連れ飲食を問題と思うかとの問いには「とても思う」が50・1%、「どちらかといえばそう思う」45・2%だったのに対し、「あまり思わない」3・7%、「全く思わない」0・4%だった。

実際に経験「ある」23%

 実際に深夜の子連れ飲食をしたことがあるかとの質問では「ある」と答えたのは23・1%で、「ない」と回答したのは76・8%だった。一方で、見たことが「ある」と答えたのは68・3%だった。

 市が深夜の子連れ飲食の制限に取り組む方針については、「大変良い印象を持っている」「ある程度良い印象を持っている」が合わせて90・3%だった。

 自由記述では「他府県と比較しても(深夜の子連れ飲食は)目立つ傾向がある。行政が介入することも致し方ない」「居酒屋は酒、たばこを吸う場所でもあり、そういう所へ深夜に子どもが行くべきではない」などの意見が寄せられた。一方で「親族の集まりやお祝いがあるときは仕方がない」との声もあった。

 市は、調査結果を踏まえて今後、施策の取り組み方について検討していく方針。