那覇空港旅客ターミナルビルの国内線と国際線の両ビルを結ぶ「際内連結ターミナル」が18日、オープンした。国際線と国内線間の移動や、チェックインカウンターの増設で搭乗手続きがスムーズになるなど、利用者の利便性が高まる。県内外の土産品や飲食を扱う商業施設も一斉にオープンし、早速、買い物や食事を楽しむ人でにぎわった。

多くの利用客で混み合う際内連結ターミナルのカウンター=18日午前、那覇空港(国吉聡志撮影)

商業施設 地元客も狙う

 同ターミナルでは国際線チェックインカウンターを20カ所から60カ所に増設。貨物ターミナルでチェックインしていた格安航空会社(LCC)のピーチ・アビエーションとバニラ・エアも移転し、搭乗手続きなどの業務を開始した。

 土産品などの販売や飲食を取り扱う36店の商業施設も開業。2階の「ユイニチストリート」には「日本ブランドと沖縄プレミアム」をコンセプトに県内外の雑貨や土産品などが並ぶ。リウボウ商事が手掛ける「日本百貨店おきなわ」は、和風の雑貨などを1200種類以上取りそろえており、外国客だけでなく、地元客の取り込みも狙う。

 同日の開業式典で運営会社那覇空港ビルディングの兼島規社長は「お客さまが安心で快適に過ごせ、『利用してよかった』と思える空港を目指したい」とあいさつした。また、式典後には同ターミナルの「ふくぎホール」で、琉球舞踊や茶道の実演など、沖縄や日本文化を発信する記念イベントもあった。

 月に2、3回、ピーチやバニラを利用するという糸満市の大城雄汰さん(22)は「これまであった貨物ターミナルへのバス移動のストレスがなくなった。時間に余裕を持ってチェックインでき、とても便利だ」と喜んだ。