【ワシントン共同】米航空宇宙局(NASA)などのチームは19日、探査機オシリス・レックスで、小惑星ベンヌの表面から岩石とみられるかけらが噴き飛ぶ珍しい現象を観測したと発表した。多くのかけらはそのまま小惑星から遠ざかるが、一部は衛星のように上空を周回して落下し、表面に戻っていたという。

 小惑星ベンヌ(左)の表面から噴き飛ぶかけら。NASAの探査機オシリス・レックスが1月に捉えた(NASA提供・共同)

 日本の探査機はやぶさ2が観測中の小惑星りゅうぐうや、初代はやぶさが探査した小惑星イトカワではこうした現象は見つかっていない。チームの担当者は「科学者人生で最も驚いた発見で興奮している。仕組みを分析したい」としている。(共同通信)