高校野球の第66回沖縄県春季大会(主催・県高校野球連盟)が21日、開幕した。65校62チームが出場。初日は北谷球場ほかで1回戦9試合を行い、小禄、宜野座、美来工科、日本ウェルネス沖縄、中部商業、具志川商業、那覇、普天間、与勝が2回戦に進んだ。
小禄は3-2の七回、北谷に追い付かれて延長に突入。十回裏2死満塁、川満玲央が左翼に決勝打を放ち、4-3で退けた。先発の呉屋敬が9回被安打6の自責点1と好投した。
宜野座は具志川と4-4で迎えたタイブレークの延長十四回表1死満塁、6番金城隆政の2点適時打で6-4で競り勝った。
美来工は3-4の六回、比嘉真大の右翼線への適時打などで勝ち越し、前原に5-4で逆転勝ちした。
ウェルネスは先発の比屋根柊斗が被安打4の自責点0で完投し、2-1で読谷を破った。
中部商は右腕の宮城竜輝が中部農林を2安打に抑えて2-0の完封勝利。具商は3投手の継投で豊見城打線を抑え、6-1で勝利した。与勝は名護商工を4-0、普天間は那覇西を6-0、那覇は浦添を4-2でそれぞれ制した。
第2日は23日、同球場ほかで1回戦8試合を行う。
◆21日の結果
▽1回戦
宜野座 6-4 具志川
普天間 6-0 那覇西
那覇 4-2 浦添
具志川商 6-1 豊見城
与勝 4-0 名護商工
美来工 5-4 前原
小禄 4-3 北谷
ウェルネス 2-1 読谷
中部商 2-0 中部農
◆あす23日の試合
▽1回戦
〈北谷、9時〉
嘉手納-那覇国
美里-宮古工
沖高専-西原
〈アトムホーム宜野湾、9時〉
宜野湾-八重山
陽明-石川
浦添商-南風原
〈セルラー、12時〉
那覇商-浦添工
南部商-沖縄工