英科学誌ネイチャーが日本の再生医療の条件付き早期承認制度を批判する記事を掲載したことを受け、日本再生医療学会の澤芳樹理事長は22日、神戸市で開かれた学会総会の講演で「違和感がある」と反論した。

 人工多能性幹細胞(iPS細胞)などの活用を推進するため、国は2014年施行の医薬品医療機器法で、再生医療製品には、安全性を確認して条件付きで承認した上で、改めて安全性や有効性を検証する制度を世界に先駆けて新設。早期の本格実用につなげる狙いがある。

 ネイチャーは今年1月、「日本の幹細胞製品の販売にブレーキを」と題し日本の早期承認制度を批判する記事を掲載した。(共同通信)