日本芸術院(黒井千次院長)は、優れた芸術活動を表彰する2018年度日本芸術院賞を組踊立方の宮城能鳳(本名德村正吉)さん(80)=沖縄県与那原町=ら8人に贈る。22日に発表した。県内からの受賞は初めて。

組踊「執心鐘入」で宿の女を演じる宮城能鳳さん=2017年11月1日、国立劇場おきなわ

 組踊の立方として、組踊の卓越した技法による舞台表現とその継承発展に寄与した功績をはじめ、人格や識見に優れ、後進の育成に尽力した点が評価された。

 宮城さんは2006年に組踊立方として人間国宝に認定されている。今回の受賞に「大変な喜び。これまで以上に技芸に精進したい」と喜んだ。

 同賞は1941年度に創設され、これまで661人が受賞した。授賞式は6月下旬に日本芸術院会館(東京)で開かれる。