オリオンビール(浦添市、與那嶺清社長)の完全子会社化に向け、野村キャピタル・パートナーズ(NCAP)と、米投資ファンドのカーライル・グループが設立した特別目的会社「オーシャン・ホールディングス」による株式公開買い付け(TOB)が22日、終了した。関係者によると、買い付け目標を超える応募があり、TOBが成立したもようだ。

オリオンビール

 買い付け価格を1株7万9200円に設定し、オリオンの総株式72万株の3分の2から、創業家親族の資産管理会社が持つ株式を除いた41万8504株以上の取得を目指していた。

 オリオン自らが株主に株式譲渡を呼び掛けていたこともあり、TOB成立は確実視されていたが、関係者によると総株式の約8割を固めたとみられる。

 株式譲渡手続きを経て、オリオンは4月1日からオーシャンの子会社になる。嘉手苅義男会長がオーシャンに出資参加する予定で、経営陣による自社株式買収(MBO)として「オリオンブランド」を維持する。