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コンビニできた イチローに感謝 宮古島「記念碑を造りたい」 島の子が見た一流選手の努力

2019年3月23日 10:10

 米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手(45)=本名鈴木一朗=はプロ野球のオリックス時代に、キャンプで沖縄県の宮古島市民球場を訪れていた。現役引退発表から一夜明けた22日、宮古島の野球関係者は「キャンプのおかげで島が発展した」「青少年に夢を与えた」と感謝し、今後の活躍を期待した。(社会部・宮里美紀)

詰め掛けた大勢の宮古島市民やファンの歓迎を受けて、市民球場入りするイチロー選手=2005年2月、宮古島市民球場

 「宮古では夜遅くまで練習する(イチロー選手の)姿を見た」と振り返るのは宮古島観光協会の平良勝之副会長(70)=宮古島市。キャンプ誘致に奔走した1人だ。

 キャンプが始まると、監督らは休日に島を一周した。200人を超えるマスコミが監督たちを追い掛けることで「まだ知名度が低かった宮古の温暖な気候、白い砂浜とエメラルドグリーンの海もPRしてくれた」と振り返る。

 にぎわう観光客で宮古島初のコンビニエンスストアも建ち、「(キャンプ誘致の)経済効果は11億円ともいわれた。とにかく島が盛り上がった」と思い起こす。

 宮古島でのキャンプは2015年で終了したが、同球場には今も社会人や高校生野球チームが島外から訪れる。平良さんは「オリックスキャンプがあったからだ」と感謝。イチロー選手の引退にはさみしさもあるが、今後も頑張ってほしい気持ちも込めて「記念碑を造りたい」と構想中だ。

 キャンプ中、イチロー選手らが開く野球教室に教え子と参加した仲宗根哲男さん(47)=同市=は「子どもたちは大スターに教わろうと目を輝かせていた」と話す。当時指導していた学童の野球チームでは、みんなイチロー選手の独特な振り方、投げ方をまねしていたという。

 一流選手ほど、あいさつの大切さや勉強の姿勢などを教えるとし「子どもたちの人間性も高められた」と仲宗根さん。引退を受けて「まずはお疲れさまでしたという気持ち。機会があれば、宮古でまた野球教室を開いてくれたら」と願った。

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