米軍キャンプ瑞慶覧内で24日午後、不審物が破裂し、建物のドアなどが焼ける事件が発生した。複数の関係者への取材で分かった。けが人や延焼などはなかったという。沖縄県警も米側から連絡を受けており、捜査を進めている。

キャンプ瑞慶覧内の事務所で爆発したカセットボンベ(沖縄防衛局提供)

キャンプ瑞慶覧のフェンス沿いをパトロールする米兵=24日午後10時すぎ、宜野湾市伊佐

キャンプ瑞慶覧内の事務所で爆発したカセットボンベ(沖縄防衛局提供) キャンプ瑞慶覧のフェンス沿いをパトロールする米兵=24日午後10時すぎ、宜野湾市伊佐

 複数の関係者によると、同日夕方、基地内工事を請け負う業者が事務所として使う沖縄防衛局の施設近くで、不審物が破裂した。

 当時、建物内に業者がいたものの、けがはなく、火はすぐに消し止められた。現場で、破裂したガスボンベが見つかったという。

 またキャンプ瑞慶覧のフェンスの一部に切断されたような形跡があり、その近くでもうひとつ不審物が見つかったとの情報もある。県警は、基地外から侵入した者による犯行の可能性もあるとみている。

 防衛局関係者は本紙の取材に「事案は把握しており、警察に捜査を任せている」と答えた。

 宜野湾市伊佐の国道58号近くのフェンス沿いでは同日午後10時10分ごろ、米兵がライトを照らしながらフェンスの状況を確認する姿が見られた。 昨年12月には名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ沿岸部で、関係者しか立ち入りできない場所に駐車してあった工事用の複数の重機が、一部を壊された状態で見つかる事件もあった。