【平安名純代・米国特約記者】米国防総省が米連邦議会に提出した報告書で、気候変動が米軍基地や部隊の運用に深刻な影響を与えていると警鐘を鳴らしていたことが24日までに分かった。洪水や海面上昇による浸水、干ばつなどの被害は米国全域に広がっており、グアムでは洪水で訓練が制限されるなどの支障が生じている。

豪雨や雪解け水で複数の州の河川が氾濫して大規模洪水が発生し、米ネブラスカ州オファット米空軍基地では滑走路の3分の1、同基地内の建物30カ所が浸水した=17日(米空軍提供)
洪水、海面上昇、干ばつ…気候変動で米軍基地に被害 国防総省が警鐘
目次
- グアムは洪水で訓練制限も
- 米本土から沖縄へ 暫定配備の可能性
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