豊見城市の元小学校長、宮城恒彦さん(80)が、座間味島や久米島からサイパン、テニアンに渡った2人の戦争体験をつづった「バンザイ・クリフ-自殺の断崖-」を発刊した。1989年以来、毎年1冊ずつ発刊している「戦争体験記」はこれで26冊目。宮城さんは「平和を考える一つの資料になれば」と話している。