早産のため600グラム前後の低体重児として産まれた双子の高島幸大(こうた)さん(7)と勇大(ゆうた)さん(7)=那覇市=が4月から新1年生になる。2人は誕生した琉球大学医学部付属病院を28日に訪れ、これまで自分たちの成長を見守ってきた小児科医の呉屋英樹さん(45)らにピカピカのランドセル姿を披露し、感謝の気持ちを伝えた。

呉屋英樹さん(左端)にランドセル姿を見せた(前列左から)高島幸大さんと勇大さん=28日、琉球大学医学部付属病院

成長を見守った医師

 2人は2012年1月、予定日よりも4カ月早く生まれた。勇大さんは腸の破れや腹膜炎、網膜症などを患い、8カ月間の入院生活中に大きな手術を5度も経験。母菜都希さん(31)は「今は痛いかもしれないけど、この先絶対に幸せになるから大丈夫だよ」と、人工保育器の中にいる小さな勇大さんを励まし続けたという。

 あれから6年。ともにすくすくと成長し、身長は同級生らと並ぶ約120センチにまで達した。現在も年に1回、呉屋さんの診察を受けており、交流を続けている。呉屋さんが現れると、ランドセル姿を見せようと一目散にかけよった2人。呉屋さんは「こんなにおしゃべりになって。ランドセル姿も見せてくれてお父さんになった気分」と顔をほころばせた。

友達たくさんつくりたい

 4月から小禄南小学校の1年生になる幸大さんと勇大さん。父健也さんと菜都希さんは、2人がよりよい環境で学ぶためにと小学校への入学を1年先延ばしにする「就学猶予」を希望し、認められた。健也さんは「今後は子どもたちの学校生活をバックアップしていきたい」と語る。

 動くことが大好きな幸大さんは小学校で「お友達たくさんつくって、なわとびしたい」と目を輝かせる。粘り強い性格の勇大さんは「カタカナとひらがなのお勉強を頑張りたい」と笑顔で話した。