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ジュゴンの食み跡、確認されず 名護市嘉陽沖で昨年12月以降

2019年3月30日 06:07

 沖縄県名護市辺野古の新基地建設で、環境保全策を話し合う第19回環境監視等委員会が28日、沖縄防衛局であった。18日に死骸が見つかったジュゴン「個体B」について委員から、工事の影響を確認する必要が指摘された。個体Bの回遊状況の変化や、生息していた古宇利島の藻場の状態、土砂運搬船の影響を含めた行動の変化などを整理して報告するよう求めた。

漁港の岸壁に横たえられたジュゴンの死体。左奥の突堤の海側に引っかかっていた=3月18日、今帰仁村・運天漁港

 ジュゴンの生息調査では、2018年12月以降、嘉陽沖で海草の食み跡が1本も確認されていない状態が続いていることが分かった。最も多かった15年9月には120本が確認されていた。

 また、昨年7〜8月に埋め立て区域から移植された絶滅危惧種のオキナワハマサンゴ9群体のうち、4群体で幼生の放出があったことなどが報告された。

 サンゴに詳しい東京経済大の大久保奈弥准教授は、移植前に持っていた卵が放出された可能性などを指摘し、「移植先の環境に順応しているかどうかは今回の幼生の放出では判断できない。次の産卵期や、3年ほどたった際の生存状態が重要だ」と話した。

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