母が那覇市出身でドイツ在住の平良藍名さん(17)が、英国の名門オックスフォード大学に合格した。10月に入学し、哲学とドイツ語を専攻する。作家になることが夢だといい、「全てが楽しみ。世界的に著名な教授の下で、たくさんのことを学びたい」と期待に胸を膨らませている。

オックスフォード大学への進学が決まった平良藍名さん(右)と、合格を喜ぶ母孝子さん=28日、沖縄タイムス社

 平良さんは、父李暁良さん(49)が中国出身のオペラ歌手、母孝子さん(48)が那覇市小禄出身でピアニスト。ドイツで生まれ育ち、自身もピアノやチェロを弾くという音楽一家だ。

 一方で、小さい頃から本が大好き。高校1年の授業で哲学と出会い「終わりがない学問。小説のアイデアに役に立つ」と、専攻を決めた。

 日本語、中国語、英語、ドイツ語、フランス語、スペイン語の6カ国語が堪能だという平良さん。今も短編小説を執筆し、雑誌への投稿もしている。

 オックスフォード大での授業では、著名な教授のマンツーマン指導も。「新しい経験がいっぱいできる」と目を輝かせる。

 母の実家がある沖縄は毎年訪れており、今回は大学合格を親族に報告。

 祖母の武子さんからは「おめでとう。よく頑張ったね」と声を掛けられた。

 ドイツを離れ、英国での新たな生活に母孝子さんは「素晴らしい教授と友人に恵まれた環境で、充実した大学生活を」とエールを送った。