4月1日の新元号発表まであと1日。沖縄で暮らす人々はどんな次代を思い描いているのか-。平成生まれのお笑いコンビ「ありんくりん」、1950~60年代の音楽を愛する小学生兄妹ユニット「Ryu&Coco」、昭和生まれでアメリカ世から祖国復帰の世替わりを知る書道家の豊平峰雲さんに、「わたしの新元号案」を考えてもらった。(社会部・比嘉桃乃、宮里美紀)

ありんくりんのクリスさん(右)とひがりゅうたさん

豊平峰雲さん

Ryu&Cocoの比嘉琉貴さん(右)と心美さん

ありんくりんのクリスさん(右)とひがりゅうたさん
豊平峰雲さん
Ryu&Cocoの比嘉琉貴さん(右)と心美さん

◆お笑いコンビ ありんくりん

命大切にする社会に

 戦後の沖縄の人たちに笑いを届けた沖縄のチャップリン、小那覇舞天さんの言葉「ヌチヌグスージサビラ(命のお祝いをしましょう)」から思いついた。次の時代も命を大切にする平和な世の中であってほしい。(ひがりゅうたさん)

 昨年はお笑いの賞レースで2冠を達成した。3月からは毎月、単独ライブも開催するのでありんくりんにとっては「チャレンジ」でもいいな。(クリスさん)

◆兄妹ユニット「Ryu&Coco」 

絆結び明るい未来へ

 オールディーズを演奏するようになって、年上の人との関わりが増えたり妹とユニットの絆を感じたりするようになった。日本と世界が絆を結び、明るい未来に向かってほしいと願いを込めて、特殊な読み方だけど響きを考えて「絆結(はんけい)」にした。一人一人が結んだ絆が日本や世界に広まったら、お互いに助け合える良い時代になるんじゃないかな。(比嘉琉貴さん)

みんなに幸せが来て

 今は洋服も食べ物もあって裕福な時代だけど、津波や震災に見舞われることもある。最近は東日本大震災で娘を亡くした家族のニュースを見た。家族を亡くした人たちは、どれだけ悲しいんだろう。みんなに幸せが来る時代になってほしいから、新元号は「幸来(こうらい)」が良いな。「幸福」も考えたけど、幸福元年はちょっと変かな。 (比嘉心美さん)

◆書家・豊平峰雲さん 

人格整え物事は発展

 インターネットの登場で私たちはたくさんの情報を瞬時に得られるようになった。だけど、パソコンやスマホで文字を打つことが増え、自分で文字を書く機会は減りつつある。

 人格を整えてこそ、物事の発展があることを忘れないでほしい。「光」のような速さで便利になっていく中、心がすさまないように心を豊かにし整えるという意味を持つ「修」を合わせた。