豊見城市と中城村は元号が変わる5月1日、婚姻届を出すカップルが増えるとみて、ゴールデンウイーク10連休中の休みを返上して、市民課や戸籍係の窓口を開庁する。

 1日は新元号「令和」がスタートするのに加え、大安も重なる吉日。「この日に婚姻届を出したいが、市役所は開いているか」など、豊見城市にはすでに問い合わせが4~5件寄せられているという。

 祝日など市役所が閉庁している日は通常、警備員が婚姻届を受理するが、市は「警備員だけでは対応できない数の届け出があるだろう」と予想。市民課戸籍班の職員3人が出勤して対応することを、3月下旬に決めた。

 市がこの日予測している受理件数は20~30件。通常の大安日の4~6倍に当たる。

 ちなみに昨年、最も届けが多かったのは、大安に、縁起が良いとされる「一粒万倍日」「天赦日」などが重なった9月13 日で20件だった。市役所はゴールデンウイーク期間中10連休となるが、出勤することになる職員は「休み明けに書類がどっさりたまっているよりはいいかな」と苦笑いしていた。

 5月1日の市民課窓口開庁時間は、平日と同じ午前8時半~午後5時15分。

北谷町「検討」、恩納村は「未定」  35市町村から回答

 5月1日の開庁予定について沖縄タイムスが各市町村に問い合わせたところ、4月2日までに35市町村から回答を得た。中城村でも、改元に合わせた婚姻届の提出を見込み、5月1日は午前8時半から午後5時まで戸籍係が出勤して対応する予定だという。4月30日も同様の体制を取る。

 北谷町は「特別な対応を取る予定はないが、今後検討する可能性がある」と回答した。恩納村はゴールデンウイーク期間中の対応自体が未定で、5月1日についても検討中だという。

 その他の市町村は、通常の公休日通りの対応とする自治体が多かった。