法人や個人から寄せられた寄付金を子どもの貧困解消に役立てる「沖縄こども未来プロジェクト」(代表・武富和彦沖縄タイムス社社長)は2日までに、県内の非課税世帯の新高校生215人に入学応援給付金として計1075万円を支給した。1人当たり5万円の給付。2018年度の入学応援給付金は小学校(3万円)、中学校(4万円)を合わせて計845人となり、総額3301万円の送金を完了した。

沖縄こども未来プロジェクトの公式ウェブサイト

 高校入学予定者への給付は18年度から実施。200人の定員に491人の応募があり、各世帯の収入状況などを基に約220人を内定していた。

 給付を受けた生徒の保護者からは「企業やプロジェクトに関わっている方々へ感謝の気持ちでいっぱい」「入学金以外にいろんな出費があることに気付かされ、心配がかさむ中、入学応援給付金の知らせに励まされた」「新入学にあたって学校に支払わなければならない金額を見て、大金にびっくりした。支援金がなければ必要な物が入学までに準備できなかった」など感謝の声が寄せられた。

 生徒からは「母はお金の心配ばかりしていたので、給付の内定が決まって安心した」「お母さんの負担を軽くできると思ってうれしくなった」「将来一人前の大人になった時は沖縄こども未来プロジェクトに恩返ししたい」などのメッセージが寄せられた。