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酒酔いで海の警備 車の運転も 警備会社、取材に「お答えしかねる」

2019年4月3日 08:25

 セントラル警備保障(CSP、東京)が受注する名護市辺野古の新基地建設現場の海上警備で、朝礼時に警備員の呼気からアルコールが検出されたにもかかわらず、そのまま乗船させる事例が複数あったことが分かった。3月には道交法の酒気帯び運転の基準値を超えたまま勤務させたこともあった。発注者の沖縄防衛局には報告していなかった。

カヌーでフロートを越えて海上保安官に拘束される市民ら。奥では「K8」護岸工事が進む=2日午前、名護市辺野古

 複数の関係者によると、アルコールが検知された警備員がそのまま勤務する例はこれまでも頻繁に起きている。

 特に3月1日は、酒気帯び運転の基準である呼気1リットル当たりのアルコール濃度0・15ミリを上回る0・2ミリ以上だったにもかかわらず、そのまま乗船させた。この警備員は出港地の金武漁港まで車を運転しており、道交法違反の恐れがあった。

 これらの事例を受け、沖縄事業部事業部長が4日付で通達を出した。過去に「数件」の酒気帯び事案発生を認め、0・09ミリ以上が検出された場合は乗船停止、場合によっては勤務停止とするとの基準を初めて示した。

 酒気帯びでも操船しなければ法令には違反しないが、CSPは社員心得で「飲酒勤務禁止」を定めている。本紙取材には「お答えしかねる」とした。防衛局は「法令違反が確認された場合は適切に対応する」と述べた。

(編集委員・阿部岳)

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