リウボウストア(糸数剛一社長)が那覇市銘苅の古島団地跡の複合商業施設「アクロスプラザ古島駅前」に出店した「フードマーケット古島マルシェ」を30日に閉店することが3日までに分かった。売り場面積は2175平方メートルで、同社13店の食品スーパーの中で最大。生鮮品や菓子類、総菜など幅広い品ぞろえで客層の取り込みを狙ったが、売り上げ目標に届かなかった。

張り紙で閉店を知らせる「フードマーケット古島マルシェ」の店内=2日、那覇市銘苅・アクロスプラザ古島駅前

 同社によると、認知度不足から客数が伸び悩み、大幅な赤字を計上。毎月の売り上げは伸びていたものの、テナント料をカバーできるだけの収入を確保できなかった。赤字脱却には数年かかる見通しで、他店の運営に悪影響を与えかねないため、2017年7月の開店から1年9カ月で閉店することにした。

 糸数社長は「売り上げ伸び率は全店舗中で一番良かったが、目標との隔たりがあった。認知度を上げていくにも時間がかかるため、苦渋の決断で閉店することにした」と話した。アクロスプラザ古島駅前を運営する大和情報サービス(東京都)の担当者は「後継のテナントは選定中で一日も早く決めたい」とした。施設には現在、ドラッグストアや衣料品店、飲食店など10店が入居している。