沖縄県石垣市新栄町の石垣漁港で5日、今期初となる132キロのクロマグロが水揚げされ、シーズン到来を告げた。水揚げした集魚灯船「あずさ丸」船長の金城真琴さん(45)は「キハダマグロ狙いだったのに、クロマグロが釣り上がるとは」と困惑気味だった。

今期水揚げ第1号となったクロマグロと、釣り上げた「あずさ丸」の金城真琴船長(右)=石垣市新栄町の石垣漁港

 水揚げされたクロマグロは空輸で東京・豊洲市場へ送られた。

 初のクロマグロが釣れたのは市平久保北方の漁場。金城さん自身の水揚げは2年ぶりで「今期の漁に手応えを感じている」と話した。

 今期から県全体のクロマグロ漁獲枠が制限されるため、クロマグロ漁が例年通り6月上旬まで続くかは見通せない状況となっている。

 八重山漁協関係者は「場合によっては、今月中に漁が終わってしまうかも」と話し、水揚げ量が多いマグロはえ縄漁船への影響を懸念した。(奥沢秀一通信員)