夏の参院選沖縄選挙区で、社大党からの要請を受けて立候補の意向を固めた、琉球大学法科大学院名誉教授で憲法学者の高良鉄美氏(65)が6日の記者会見に、トレードマークの帽子を脱いで出席した。

トレードマークの帽子をせず記者会見する高良鉄美氏

 公の場で着帽するきっかけとなったのは、国会で着帽を禁じる傍聴規則の不合理さを訴えるため。「主権者である国民の傍聴を規制するのは不条理だ」とし、国家権力への問題提起の意味を込め、1994年から四半世紀、公の場で帽子をかぶり続けてきたという。

 立候補の表明を機に脱帽した高良氏は「国会に行けば立法権の担い手になり、権力の側につくことになる。自分の立場も変わってくる」と説明した。

 この日は「決意をして取った」とする一方で「選挙運動中は、かぶっていることもかなり多いと思う」と揺れる心も吐露した。