【東】チョウ類研究者の宮城秋乃さんが、甲虫類のニセヘリアカゴミムシダマシ1個体を昨年11月、沖縄県東村高江の北部にある「車」と呼ばれる地域で採集した。沖縄本島での発見は初めて。甲虫研究者でニセヘリアカゴミムシダマシを同定した楠井善久さんと連名で、学術誌「月刊むし」3月号に発表した。

東村高江で採集されたニセヘリアカゴミムシダマシ(宮城秋乃さん提供)

 ニセヘリアカゴミムシダマシは海外では台湾、東南アジア、インド、スリランカ、オーストラリアに生息する。国内では宮古島、石垣島、西表島などに広く分布する種で、沖縄本島での発見は本種の最北の記録となる。

 宮城さんは「高江の森は、まだまだ新しい発見のできる森なんだと思った。高江は米軍のヘリパット基地の工事が進んでいるが、生態系を守っていきたい」と話した。