8日午後6時半ごろ、沖縄県西原町翁長でコンクリート造の平屋1戸が全焼する火災があった。東部消防組合消防本部によると、焼け跡から1人の遺体が発見された。通報した家族から「逃げ遅れた男性が1人いる」との情報があり、消防が身元の確認を進めている。現場にいた近隣住民や親戚によると、火災のあった家には高齢の夫婦と長男家族、次男が住んでいた。親戚の男性(58)は「次男の携帯電話を鳴らすがつながらない」と安否を心配した。

消火活動後、火事現場を確認する消防隊員=8日午後9時4分、西原町翁長

火災現場となった西原町翁長の地図

消火活動後、火事現場を確認する消防隊員=8日午後9時4分、西原町翁長 火災現場となった西原町翁長の地図

 東部消防によると、火災は通報から約1時間半後の午後8時ごろ鎮圧、同9時すぎに鎮火した。8台の消防関係車両が出動した。

 火災現場は県道29号沿いで交通量も多い場所。周辺は交通規制が敷かれ、路線バスが立ち往生するなど渋滞した。現場近くに住む女性(70)は「火災があった家には足の悪い高齢の女性がいる。火事があって誰かが助けたとも聞いたけどどうなったのか心配」。3人の子どもを連れた女性(26)は「兄が家の住人と友達でよく知っている。高齢夫婦の孫もいると聞いている」と不安そうに消火活動を見守った。

 消防は9日に現場検証し出火原因などを調べる。