沖縄県地域保健課は11日、東京都在住の40代男性がはしかに感染したまま3月25~29日に来県し、沖縄本島と宮古島を移動していたと発表した。県内で現在、はしかの患者発生は確認されていないが、4月19日までは発症の恐れがあり、注意を呼び掛けている。

はしか対策で予防接種

 県内は昨年、外国人観光客を発端に計101人のはしかの集団感染が起き、観光産業にも大きな影響が出ている。今回の男性は那覇空港、宮古空港を利用した。関係保健所が特定できた接触者に感染していないか健康観察を進めている。

 はしかは感染力が非常に強く、小児が感染すると肺炎や中耳炎、脳炎など合併症を起こすことがある。県は4月1~19日に発熱や発疹など症状が現れた場合「外出を控える」「マスクをする」など周囲に配慮をした上、医療機関を受診する際にも公共交通機関を可能な限り使わないよう呼び掛けている。はしかの感染予防はワクチン接種が重要だとしている。