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米軍ステルス戦闘機F35Bが10機 普天間飛行場に飛来 上大謝名で騒音115デシベル

2019年4月12日 08:12

 沖縄県の米軍普天間飛行場に11日午後、米海兵隊ステルス戦闘機F35Bが10機、相次いで飛来した。宜野湾市によると、これだけの数が来るのは珍しいという。県と市が実施している騒音調査では、同日午後4時までに3調査地点で計6回、電車通行時のガード下の騒音に当たる100デシベルを超えた。最大は上大謝名で、午後3時22分に115・0デシベルだった。

爆音を響かせて離陸するF35B=11日午後4時45分、普天間飛行場(古謝克公撮影)

 松川正則市長は同日、普天間返還から23年を迎えるのを前に開いた記者会見でF35Bの飛来に言及。「外来機による騒音については、今月早々に沖縄防衛局へ抗議したばかり。飛来の常態化が今後も続いていくのではという危機感を持っている」と述べ、改善を求める機会をあらためて設ける考えを示した。

 9日には、型違いに当たる航空自衛隊三沢基地(青森県)の最新鋭ステルス戦闘機F35Aが青森県沖で墜落する事故が起きたばかり。

 沖縄防衛局によると、F35Bは11日午後2時36分から同4時39分にかけて普天間飛行場に着陸。同5時15分ごろまでには全機が離陸した。所属や目的は米側へ照会中。給油後、米海兵隊岩国基地(山口県)方面へ向かったとみられる。

 防衛局は同日、米軍に対し、航空機の運用には安全面に最大限配慮することや、地元に与える影響を最小限にとどめることを申し入れたという。

 F35Bが昨年12月に普天間飛行場へ着陸した際には、上大謝名で123・7デシベルの騒音を測定。記録が残る1998年以降、普天間周辺の最大値を記録している。

 宜野湾市内では10日もたびたび米軍機による騒音が発生。午後11時50分台も8調査地点のうち5地点で測定され、野嵩は88・9デシベルだった。日米が合意した騒音防止協定では、午後10時から翌日午前6時までの米軍機の飛行が制限されている。

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