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「思いは変わってないが…」島尻氏を支持 オール沖縄勢力と距離を置くかりゆしグループ

2019年4月13日 08:05

 4月21日投開票の衆院沖縄3区補選で、沖縄県内ホテル大手のかりゆしグループ(平良朝敬オーナー)は、自民党公認の島尻安伊子氏(54)を支持すると決めた。2014年の知事選では、名護市辺野古の新基地建設反対を訴える翁長雄志氏を全面支援したが、今回は新基地建設を容認する島尻氏を支える側に回った。

金秀、かりゆし両グループの知事選、衆院沖縄3区補選への対応

 平良氏はかねて「観光は平和産業。米軍基地は沖縄経済発展の最大の阻害要因だ」と述べてきた。「新基地反対の考えは変わっていない」と強調するが、対立候補で「オール沖縄」勢力が推す屋良朝博氏(56)の陣営からは「大きな矛盾だ」と批判が上がっている。

 かりゆしは18年の知事選では、翁長氏後継の玉城デニー氏の支援を見送り「自主投票」とした。今回はさらに「オール沖縄」勢力と距離を置いた。

 一方、14年の知事選で、共に翁長氏を支援した金秀グループ(呉屋守將会長)は、新基地建設反対の姿勢を堅持している。

 18年知事選は玉城氏を支援し、呉屋会長は現在、玉城氏の後援会長を務める。今回も新基地建設に反対する屋良氏を支持する。

 かりゆしの平良氏は、島尻氏支持の理由を「好調な沖縄の経済を前に進めるため」と説明。「基地問題も重要だが、経済発展も考えないといけない」と経済振興の必要性を強調する。

 14年知事選は「あくまでも翁長氏だから支援した」とし「翁長氏亡き後も、オール沖縄候補を支援しなければならない理由はない」と割り切っている。

 屋良氏陣営は「辺野古反対と言いながら、容認する候補者を支援することをどう説明するのか」と矛盾を指摘している。

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