デザイナーのコシノジュンコさんを招いたタイムス女性倶楽部の講演会が13日、宜野湾市のラグナガーデンホテルであった。世界各国でファッションの枠を超えて日本文化を発信するショーを開催してきたコシノさんは、パリコレなどでの経験を紹介しながら、常に新しいことに挑戦し、継続して行動することの大切さを説いた。

ファッションの持つ力について語るコシノジュンコさん=13日、宜野湾市・ラグナガーデンホテル

 「デザインで先入観は邪魔。能天気に軽く、楽しく考える。そして感動がないと意味がない」とコシノさん。先月、東京・表参道で福島県とのコラボで開いたショーの映像を披露しながら、斬新で意外性のあるデザインが受けると説明した。

 以前、沖縄旅行中に琉球海炎祭を見学後、音楽の演出方法に意見をしたことで、音楽や花火のデザインに関わるようなって今年で10年目。「毎回これ以上ないくらい最高のものが出来上がるので次を考えるのは大変だが、終わった途端に次を考えている。ビジョンを持って続けることが重要だ」と強調した。

 最後に常に心掛けている「かきくけこ」を紹介。感謝し、希望を持とう、くよくよしない、健康が一番、そして行動すること-を意識しようと呼び掛けた。

 宜野湾市の大嶺志麻さん(45)は「クリエーティブな考え方に触れ、コシノさんのファッションを身近に感じることができた。常に新しいことに挑戦する行動力に刺激をもらった」と満足そうに話した。