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[衆院沖縄3区補選]政策比較(3)次期沖縄振興計画の策定 屋良氏「正規雇用の確保を」 島尻氏「暮らしや教育重点」

2019年4月16日 07:01

<次期沖縄振興計画の策定>

 2021年度に期限を迎える沖縄振興計画の次期計画策定には屋良朝博氏、島尻安伊子氏とも賛成だ。

 ただ、屋良氏は現状のままの延長ではなく「沖縄21世紀ビジョンを政府が支援する仕組みづくりが必要だ」とする。規制緩和と制度改革による物流拠点整備や観光振興などを通し正規雇用の確保などを訴える。

 一方、島尻氏は強く自律した沖縄の実現を確実なものにするため6次振計は「必要不可欠だ」とする。暮らしや教育、福祉などのソフト面を重点的に書き込むほか、跡地法拡充の必要性も強調する。

<北部基幹病院の整備>

 北部基幹病院の早期整備に関しても両氏は「賛成」で足並みをそろえ、医療体制強化の必要性を強調する。

 屋良氏は北部地域での医療を安定的に提供するため、基幹病院構想を早期実現すべきだと訴える。医師不足解消に向け国の医師確保対策事業を使うほか、研修医のへき地派遣なども検討すべきとの考えだ。

 島尻氏は、南北格差の解消に向け地域住民の悲願である地元負担なしの基幹病院設立を必ず成し遂げるとする。北部の医療体制を強化し、地域住民が十分な医療や福祉が受けられるようにしたいと訴える。

<鉄軌道導入>

 県内への鉄軌道導入に関し、両氏とも利便性向上などの観点から「賛成」し導入促進を訴える。

 屋良氏は米軍基地で東西が分断されている現状を踏まえ「南部、中部、北部で路面電車の環状線を形成し連結することで縦貫軌道ができる」と提案。交通弱者が多い北部で交通網整備は喫緊の課題だと指摘する。

 島尻氏は県民の悲願とも言える鉄軌道導入は「均衡ある発展や県民、観光客の利便性向上につながる」と訴える。また渋滞解消による経済活性化、返還跡地利用の推進にも資するとし、次期振計で進めるとする。

<世界自然遺産>

 やんばるの森の世界自然遺産登録に関して、両氏とも地域発展などの観点から賛成する。

 屋良氏は遺産登録により「北部経済の発展の起爆剤となるのは間違いない」と強調。自然の保全活動に力を入れつつ、国内外からの多くの観光客を受け入れる地元の態勢づくりを急ぐべきだと訴える。

 島尻氏は、やんばるの森を含む「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」の2020年世界自然遺産登録は地方創生の起爆剤となると強調。「次こそは、との意気込みで万全の態勢で臨みたい」とする。

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