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[衆院3区補選]政策比較(4)大型MICE施設 地域活性化に期待 屋良氏 県は採算性説明を 島尻氏

2019年4月17日 07:00

<大型MICE施設>

 大型MICE施設の整備は、屋良朝博氏、島尻安伊子氏とも経済、観光振興の点で「賛成」する。

経済・観光振興

 屋良氏は施設周辺地域への投資による地域経済の活性化に期待する。県の試算では、年間210日間の施設稼働で開業6年目に黒字化するとし「新ビジネスによる経済効果が期待できる」と整備促進を訴える。

 島尻氏も観光立国の実現に向け、国がMICEを推進していることに触れ「沖縄への必要性は十二分に理解している」とする。一方、現計画には「県は採算性や周辺への経済効果などを説明すべきだ」と求める。

<カジノ(IR)導入> 

 カジノ(IR)導入では、両候補の意見が割れた。

 屋良氏は今の好調な沖縄の観光は豊かな自然や文化、伝統などのソフトパワーにけん引されて発展していると指摘。「カジノを導入すれば、沖縄観光の将来に悪影響を及ぼしかねない」と懸念し、反対の意思を示す。

 島尻氏は「その他」を選択した。IRの目的は地域振興だとした上で「MICE施設との整備でこれまでにない国際的な展示、会議などの新ビジネスの起爆剤となる」と期待する。ただ「県民の理解を得て進めるべき」と慎重姿勢も示す。

<観光目的税>

 沖縄の観光振興に役立てる目的で県が導入を目指す観光目的税には、両候補とも「その他」とした。

 屋良氏は「急速な外国人観光客の増加に対応し、環境対策には新たな財源確保が必要だ」と必要性は認める。一方、県でも税額などを巡り意見が割れており「徴収方法は検討すべきだ」とした。

 島尻氏は「世界レベルの観光地として受け入れ態勢の充実、強化を図る必要性は理解できる」とする。好調な観光業を腰折れさせないよう「先行導入している東京などの状況を踏まえ検討すべきだ」と指摘した。

<観光振興>

 2018年の入域観光客数は984万2400人で、6年連続過去最高を更新し、好調だ。20年3月末には那覇空港第2滑走路が供用開始される。両氏ともに、沖縄の伝統文化などを生かし、さらなる発展を図る。

 屋良氏は特に外国人観光客への対応策が必要として「沖縄特例通訳案内士など観光人材育成を急ぎ、観光しやすい環境整備を図っていく」と答えた。

 島尻氏は交通アクセスの改善などにより「北部地域にまで観光客が周遊できるようにし、滞在期間の長期化や魅力度・満足度の向上を目指す」とした。

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