シンガポール政府投資会社の関連会社、ザ・ホテリエ・グループが所有する那覇市泉崎のANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービュー(内山景太総支配人)を不動産投資会社ジャパン・ホテル・リート投資法人(東京都)へ売却することが16日、複数の関係者への取材で分かった。運営は、関連会社のホテル・マネージメント・ジャパンが担う予定で、雇用は継続される。売却日は7月中旬を予定。「ハーバービュー」の名前を残す案もあるという。

売却されるANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービュー=那覇市

 同法人は沖縄を戦略的投資対象地域に指定しており、オキナワマリオットリゾート&スパ(名護市)やホテル日航アリビラ(読谷村)なども取得している。

 ANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービューは、2007年に米証券会社大手のモルガン・スタンレーのグループ会社が買収。15年にはザ・ホテリエ・グループが経営権を取得した。運営はANAホールディングスと業務提携する運営会社IHG-ANAが担っている。

 同ホテルの前身は1952年に米国民政府の職員や琉球政府関係者などを会員とした「ハーバービュー・クラブ」。(政経部・仲本大地)