【東京】謝花喜一郎副知事は17日、沖縄県北谷町桑江のアパートで女性を殺害後に自殺したとみられる事件で、米海軍兵が外出許可が出ていたと明らかにした。外務省で鈴木量博北米局長に抗議した後、記者団に明らかにした。

米海軍兵の事件を巡り、外務省の鈴木量博北米局長に抗議した謝花喜一郎副知事=17日、外務省

 在日米軍の勤務外行動指針「リバティー制度」では、一定階級以下の兵士は午前1~5時までの外出が禁止されており、同海軍兵は外出許可などがなければ違反になるとみられる。同海軍兵には被害女性への接触禁止令が出ていたことも分かっている。

 謝花副知事は「どうして接見禁止を出している人間に対して外出許可を与えるのか」と米側の対応に疑問を呈した。

 鈴木局長には「3年前にも(うるま市の)悲惨な事件が起こって、心の痛みも拭えない中で今回の事件が起こったのは強い憤りを感じる。今回の事件は単なる痴情のもつれとかそういう問題ではない。県民からすると、日頃から起こりうる事件だ」と強く抗議した。