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事件当日、米軍が外出を許可 沖縄・北谷の殺人 女性への「接触禁止令」は継続中だったが…

2019年4月18日 07:23

 【東京】沖縄県北谷町のアパートで米海軍兵の3等兵曹(32)が日本人女性(44)を殺害後に自殺したとみられる事件で、米軍が行動指針により夜間外出が禁止されていた同海軍兵に事件当日、外出許可を出していたことが17日、分かった。関係省庁に抗議するため上京した沖縄県の謝花喜一郎副知事が明らかにした。

遺体が発見されたアパートの周辺

 県は、同海軍兵がことし1月に被害女性への接触禁止令が出ていたにもかかわらず外出許可が出たことを問題視、政府に詳細な説明と再発防止を求めた。

 また、同日の衆院外務委員会で警察庁は、同海軍兵が名護市のキャンプ・シュワブ内に住んでいたことを明らかにした。外務省は事件当日まで、同海軍兵が女性との接触を禁止する「軍事保護命令(MPO)」の対象だったことを説明した。赤嶺政賢氏(共産)への答弁。

 謝花副知事は外務省、防衛省で抗議後、記者団に「3年前にも(うるま市の)悲惨な事件が起こって、心の痛みも拭えない中で今回の事件が起こったことに強い憤りを感じる。今回の事件は単なる痴情のもつれの問題ではない。県民からすると、日頃から起こり得る事件だ」と語った。接触禁止令が出ている中で、外出許可を与えたことに「これがなければ防げたかもしれない」と憤った。

 抗議で事務方の対応となったことについては「残念だと申し上げた。人の命が、米軍との関係で奪われた。(大臣など)政務三役で対応すべきだ」と語気を強めた。

 謝花副知事は、内閣官房で開出英之審議官にも安倍晋三首相宛ての抗議文を手渡した。

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