「沖縄タイムス・アカデミア」のゼミ第2弾「勃興するアジア市場、デジタル&モバイル時代に求められる人材の思考習慣」(企画・ポールスターオキナワゲートウェイ)の公開講座「モバイルペイメントが開いた未来『深セン』の現場から」が16日、那覇市久茂地のタイムスビルで開かれ、満席の60人が参加した。

(左から)ゼミの講師を務めた平良尚也氏、高須正和氏、ジュ・ユンソン氏=16日、那覇市・howlive

 ポールスター顧問の平良尚也氏は、テクノロジーの革新で通信にかかるコストが大幅に低減され、決済やサービス形態が変化してきた経緯に触れ「(通信を使ったサービスは)国や企業の専売特許ではなくなった。国の単位が小さくなり、『個』がどんどん前面に出るようになる」と指摘。急成長するアジア市場に近い沖縄の人々やリーダーが「テクノロジーに関心を持つかどうかで、アジアにおける沖縄のアドバンテージが異なってくる」と語った。

 中国・深センを中心にビジネスを展開する高須正和氏は中国の現状について、アリババグループがデータとAIを駆使して提供するスマホ上のサービスによって、「商売の弾力性が高まった」と解説。マーケティングが専門で、ビジネスの軸足を東京から沖縄に移したジュ・ユンソン氏は「沖縄は5年、10年先の夢を持つ人が多い。可能性を強く感じている」と強調した。

 ゼミは5~9月まで計5回開催、受講料3万円。詳細はホームページhowlive.jpから。