NTTグループは18日、小型無人機ドローンや人工知能(AI)を動員した「スマート農業」の実証実験を今月、福島県南相馬市で始めると発表した。コメを対象として品質向上や収量の3割アップを目指す。日本版の衛星利用測位システム(GPS)を担う準天頂衛星「みちびき」の測位情報も活用し、病害虫対策などを効果的に行う。

 就農人口の減少による担い手不足や地球温暖化に伴う気候変動を克服する狙いがあり、2年間の実験を経て商用化を目指す。全国展開やコメ以外の作物への応用を狙い、将来は東南アジアでの展開も視野に入れる。

 実験はふくしま未来農業協同組合(福島市)などと協力する。(共同通信)