【イスラマバード共同】国際通貨基金(IMF)に緊急財政支援を要請していたパキスタンのアサド・ウマル財務相が18日、辞任を表明した。IMFから支援と引き換えに、増税や電気料金の値上げなど厳しい財政再建計画が求められており、カーン首相がウマル氏の交渉の進め方に不満を抱いたとの見方がある。

 ウマル氏は18日、カーン氏が内閣改造を検討しており、財務相から電力相へ転じるように要請を受けたが断り、閣外に去ることを明らかにした。

 パキスタンは中国の投融資に依存したインフラ整備が進み、輸入急増などで財政が悪化。経常赤字の膨張に債務償還が加わり外貨準備高が大幅に減少した。(共同通信)